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塩とダイエットの関係

塩分摂取というと、高血圧などの生活習慣病や腎疾患で塩分制限必要な方以外にはあまり関係のない話だと思っていませんか?


実は塩分の摂取とダイエットも深い関係があるのです。
今回は塩分摂取とダイエットの関係についてお話したいと思います。

日本人の塩分摂取量

では、日本人は実際にどの位塩分を摂取しているのでしょうか?
厚生労働省の国民栄養調査によると、2000年(平成12年)の時点では一人一日当たり12.3gの塩分を摂取しているとのデータがあります。
40代以降の方は和食を好んで食べる傾向があり、塩干物や漬物、みそ汁などから食塩を摂取し、若年者ではファストフードや外食、スナック菓子などから食塩を摂取している傾向が見られます。
現在目標とされている塩分摂取量は一人一日当たり10g以下とされていますから、日本人は食塩の過剰摂取が問題視されています。

塩分の過剰摂取が引き起こす疾患

塩分の過剰摂取が問題となる疾患として以下の3つが代表にあげられます。
・高血圧
・高血圧による脳卒中
・胃がん
どれも日本人にはとても多い疾患で、これらは食塩の過剰摂取が一因だとされています。

塩分は悪者ではない

『減塩を心がける』というのは上に挙げたほかにも生活習慣病を未然に防ぐためには大切なことなのですが、人間が生きていくためには塩分はなくてはならないものです。
塩分の元であるナトリウムの摂取量が欠乏した場合、
・食欲減退
・倦怠感
・精神不安
等の症状が表れます。
また、長期的な欠乏の場合は消化液(特に胃酸)の分泌が減少しますし、急激に欠乏した場合にはめまいや失神等の症状を引き起こします。
ですが、あくまで極端に欠乏した場合ですので、通常の食生活を営んでいれば欠乏症の心配はないといっても良いでしょう。

塩分摂取とダイエットの関係

では本題に入りたいと思いますが、なぜ塩分摂取とダイエットが関係あるのでしょうか?
以下の項目をチェックしてみてください。

1.美容のためにお水をたくさん飲む
2.食事内容は和食中心(特に煮物が多い)

3.むくみ体質


1と2の項目は「ダイエットには良いんじゃないの?」と思ってしまいますよね。ではそれぞれの項目について解説をして行きたいと思います。

1.美容のためにお水をたくさん飲む

新陳代謝を活発にするためには水分の摂取は非常に大切ですが、過剰に水分を摂取してしまうと行き場を失って体内に溜め込んでしまいます。(むくみの原因)
それに塩分の過剰摂取が加われば、項目2や3の状態も起こってしまいます。
「お水は1日○リットル」なんてよく言われますが、個人差がありますのでお茶やお水はご自分に適切な量を飲まれたほうが良いでしょう。
また、冷たいお水ばかり飲むと冷えの原因にもなってしまいますのでほどほどに。

2.食事内容は和食中心(特に煮物が多い)

低脂肪・低カロリーの食事を行う上では和食中心の食生活はとてもいいのですが、焼き魚にしょうゆ、煮物にしょうゆ、お浸しにしょうゆ、おみそ汁の味噌、しめはお漬物、といったメニューでは塩分の摂取が過剰になってしまいます。また、しっかりとした味付けが好みの方は食事が進み、やや食べ過ぎてしまう傾向にあります。
塩分を過剰に摂取すると体内に水分を溜め込みやすくなり、むくみの原因になってしまいます。
対策としては、
・おみそ汁は1日1杯まで
・しょうゆを使ったメニューは1食につき1品まで
・煮物はなるべく薄味で素材の味を楽しむ
・焼き魚にはレモンをかけるかポン酢をかける
・塩干物や練り物は控える
これらは食べすぎ防止にもつながり、結果ダイエットの為にもなります。

3.むくみ体質

女性の方でむくみやすいという方はたくさんいらっしゃいますが、なぜむくみがダイエットには良くないことなのでしょうか?
むくみとは体内の水分収支が上手くいっていない状態で血流も悪くなり、冷え性の方も多いです。それに締まりのない体に見えてしまい、客観的にもだらしない体型に見られがちです。
また、むくみやすい人の中には野菜の摂取量が少ない人も多いです。野菜類に多く含まれるカリウムには体内の余分な水分を排泄してくれる役割もあります。野菜はこんな所でも大切な役目を果たしてくれるのです。
その他の対策としては、筋ポンプ作用を利用して血流を促進すると良いでしょう。
筋ポンプ作用とは、下半身に血液が溜まりやすく、それが元で血行障害やむくみの原因になっていることが多いのですが、体を動かす(特に下半身)ことによって、溜まった血液を全身に循環してくれる作用のことを言います。

まとめ

食塩は素材のうまみを引き出し、物をおいしく食べるためにも欠かせない調味料です。ですので極端な塩分制限は必要ありませんが、過剰な摂取は健康的な体づくりやダイエットの妨げになってしまいます。このことを頭の片隅に置いていただければ、健康的な減量が行えると思います。

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