管理栄養士のダイエット ReformDietetics

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ダイエット臭

”臭い”だけではすまされない。

最近ダイエット臭という言葉を耳にしますが、一体どういう仕組みで発生するのでしょうか?
栄養素の代謝経路から検証してみましょう。


糖質の代謝

  口から取り入れた糖質は消化吸収の過程でグルコース(ブドウ糖)に分解され、さらに分解してエネルギーになったり、肝臓や筋肉でグリコーゲンに合成されて貯蔵されます。
肝臓のグリコーゲンに作り変えられ、血糖値が低下すると、分解されてグルコースに作り変えられ、血糖値の維持に利用されます。

また、グルコースは
、脳や神経系の組織にエネルギーを供給するという重要な働きもしています
糖質の変遷
糖質の代謝
  脂肪を分解した脂肪酸は、エネルギーを産生し、次に脂肪酸が合成されます。
次に肝臓ではコレステロールや
ケトン体が合成されます。
ケトン体とは?
アセト酸、β-ヒドロキシ酢酸、アセトンの総称
飢餓や糖尿病における糖の供給不足のときに脳や筋肉などのエネルギーとして使われます。
ケトン体は酸性物質の為、多量に合成されるとケトアシドーシスを起こします。
ケトアシドーシスとは?
飢餓、糖尿病等が原因で体内にケトン体が溜まり、常にほぼ中性に保たれているはずの血液が酸性に傾いた状態をいいます。
ケトアシドーシスになると、呼吸が激しくなったり体内のPHバランスが崩れたりします。
悪化した場合、さらに
昏睡等を引き起こす場合があります。

つまり、これらの事から極端な断食や糖類抜きのダイエットを続ける事によって、糖質摂取よりも脂質摂取が多くなると、ケトン体が過剰に生産され、血中ケトン体が増加し、酸血症(アシドーシス)が見られる。
糖質の不足によりケトン体が増加するのは、エネルギー源として脂質の利用が高まるため、肝臓は処理能力以上の脂肪酸を処理しなければならなくなり、脂肪酸からケトン体が生成されるためなのです。

ケトン体は揮発性があるため、体臭や口臭の原因になるという訳です。
低GI値ダイエット糖質抜きダイエット、断食等はダイエット臭の因子になりうると考えられます。
しかも、さらに悪化してしまうと、生命の危険にさらされるかもしれないのです。


関連記事:低インシュリンダイエット炭水化物抜きダイエット

ダイエット臭対策

汗をたくさんかいて、新陳代謝が良くなるようにしましょう。
そしてかいた汗はきちんとふき取ったり、お風呂に入って体を清潔に保ちましょう。
ダイエット臭がするのは無理なダイエットをしているという体からの危険信号です。今のダイエット方法を見直してバランスの良い食事を心がけましょう。

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