管理栄養士のダイエット ReformDietetics

ダイエットについて

ダイエットする為に
   
知っておきたいこと
なぜ太るのか?
   肥満のメカニズム
   肥満の合併症
   まずは自己分析
   ケーススタディー
ダイエットの方法
   具体的には?
   食材の選び方
   調理の工夫
   献立の工夫

バランスの良い食事
お勧めレシピ集
管理栄養士とは
松本の取り組み
栄養指導


リンク集
掲示板
ダイエット製品紹介

お問い合わせ

管理栄養士のダイエット ReformDietetics

ダイエット法の分類

世間にはダイエット法というものが数多く存在します。
ダイエットに興味のある人は新しいダイエット法が開発されるたびにそのダイエットの噂を聞いてはインターネットで調べたり、本を買ったり色々と一喜一憂されると思います。

実はダイエット法というのは
タイプで分類でき、その方法や名前が変わっているだけと言うことをご存知でしたか?
それでは、今回はダイエット法について私が分類した表をもとに分析しましょう。

ダイエット法の分類方法

世の中に存在するダイエット法を私は以下の方法で分類しました。下記の表をまず参照していただいて解説していきたいと思います。

ダイエット法分類表
大分類 小分類 即効性
食事型 絶食、断食型
偏食型
バランス型
運動型 筋肉量増強型
消費型
その他 体調変調型
具体的なダイエット法の分類表内のダイエット法分布図

分類毎の詳細

体重増加のメカニズムについては、肥満のメカニズムの頁で説明しています。この分類は体重(脂肪、筋肉両方)の増加メカニズムである、

摂取エネルギー < 消費エネルギー

にどういったアプローチで近づくかによって分類したものです。
下記に各分類の詳細説明を実際のダイエット法に基づいて解説いたします。

食事型ダイエット

絶食、断食型ダイエット
食事型ダイエットの基本となる思想は、摂取エネルギー側のコントロールによって減量を目指すわけですから、摂取エネルギーを0とする方法である絶食型、断食型が基本となります。
減量(体重の単純な減少)を目指すのであれば、断食は一番即効性があります。
人間が生命を維持する為に安静にしていてもエネルギーを消費するものです。これは基礎代謝の頁で説明しています。エネルギーを消費する基本的要因は人間の運動をつかさどる筋肉であると覚えておいてください。

しかし、人間は単純に摂取エネルギーを0にする方法で脂肪が燃焼するかというと、そう簡単にはいきません。
摂取エネルギーが0になった場合、人間は生命維持のためエネルギー消費要因となる筋肉の方を縮小させることによって体重を減少させるのです。

要はより効率のよい体、
少ない摂取エネルギーによって生命を維持できるように改善していくのです。
燃費のよい体に改善されているわけですから、元の食事に戻った時に余るエネルギーが断食前より多いわけです。ですので、余るエネルギーが備蓄されやすいリバウンドしやすい体になるのです。
偏食型ダイエット
摂取エネルギーの量をコントロールする断食に対し、摂取エネルギーのコントロールを栄養素の方に着目したタイプが偏食型です。このタイプのコントロール方法は脂肪に変わる栄養素をコントロールすることにより、脂肪の量をコントロールする方法です。
3大栄養素に基づいて構成され、脂肪に変化する栄養素である
糖質をコントロールするか、脂質をコントロールするかに大きく分類できます。
このダイエット分類は、リバウンドの原因となる筋肉の減少を抑えるためたんぱく質の消費を維持及び、増加させるのも特徴です。



糖質抜き vs 脂質抜き
糖質抜きダイエット 消費されるエネルギーの順番である、糖質>たんぱく質>脂質の原則に着目し、糖質をカットすることで脂質を優先的に消費させようという試み。
脂質抜きダイエット 脂質の摂取を抑えることにより、脂肪の蓄積を抑えようという試み。
肥満大国アメリカでは、この2つのダイエット法をめぐって長い間議論が続けられています。
国の姿勢は脂質抜きの姿勢をとっているようですが、医学界や企業の思惑等が絡んでいるとも言われどちらが安全かというところまで結論が未だ出ていません。
参考書籍:
cover cover
バランス型ダイエット
バランス型に分類したダイエット法はエネルギー全体をカロリーとして考え、すべての栄養素をバランスよく摂取することを目指したダイエット法です。
肥満の原因が食生活の乱れだということを根拠に、食生活を徹底したカロリー計算により管理し、適切な摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを整えます。

運動型ダイエット

こちらは消費エネルギーの方に重点をおき、エネルギー収支を赤字にすることを目的とします。
筋肉量増強型ダイエット
筋肉量をアップすることで、基礎代謝量をアップさせることを目指します。基礎代謝をアップさせるということは、安静時代謝がアップするのは勿論、活動代謝は安静時代謝の4〜5倍といわれていますので、日常生活での消費エネルギーをアップさせることができます。
いわゆるフィットネスやエクササイズと言われるものがこれにあたり、無酸素運動を中心としたハードな運動を要求します。
消費型ダイエット
運動することによって、消費するエネルギーに着目し効率よく摂取エネルギーを消費して脂肪を燃焼させることを目的とします。ウォーキング等の有酸素運動を行うことによって体内に蓄積されたエネルギーを消費します。
筋肉増強型と違って運動の目的がエネルギーの消費に向けられているのが特徴です。比較的緩やかな運動を要求します。

その他

ダイエット法としてはあまりにも危険なもの、栄養学の知識とはかけ離れているものを分類しました。
体調変調型
下剤の服用や、腸内洗浄といった腸内にたまった老廃物を除去することによるダイエット?方法がこれに分類されます。あとは、脂肪吸引という究極のものもこれに分類することとします。
たしかに効果はあるでしょう。しかし、それの代償となるものがはっきりとせず腸内洗浄にかんしては薦める医師とそうでない医師がいると思われます。肥満の根本原因を解消するものではないように思います。

分類を終えての感想

様々なダイエット法を大きく分けて6つに分類しましたが、即効性のあるものは、リバウンドも早く、下手をすると元の体重以上になってしまうことが多々ありますのでそれを覚えておいてください。
偏食型で紹介した、糖質抜きや脂質抜きのダイエット法についてですが、全ての食品には、様々な栄養素が含まれており、完全に糖質や脂質のみを摂取しないということは不可能なのです。
仮に実行したとしたら、かなり栄養素が偏ってしまい、不足した栄養素をどのように補うのかが課題になってきます。「その不足した栄養素をサプリメントで補ってしまえばいい」という考え方は、あまりにも短絡的で、本来の健康的な食生活とは大きくかけ離れてしまうように思います。

私の理想とするダイエットは、
バランスの良い食事をして、適度な運動を組み合わせる事です。二つともすぐには効果は現われませんが、組み合わせる事によって相乗効果も出てきます。しかも、ライフワークとして長期間続ける事が出来ると思います。ダイエットには、こういった、長期間続けられる事が大切なのです。

大丈夫ですか?そのダイエット
Copyright (C) 2003 Rika Matsumoto All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます