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アスリートの体重

先日、とあるバラエティー番組を見ていると、いろんなアスリートが健康診断を受けてその結果を競うというコーナーがありました。
血液検査や、CTスキャン等を行って誰が一番健康か?を競うと言うものです。
アスリートと言うのは体が資本ですから、健康でなければいけないと思います。しかし、ある検査の結果でとても興味深い結果が出ていました。


それは骨量の検査結果でした。
テレビをご覧になった方はピンと来ていると思いますが、中央競馬のジョッキーである、武幸四郎騎手の結果です。
他の検査では、年齢もお若いですので良い結果が出ていたのですが、骨量の検査結果はなんと『骨年齢90歳以上』と言う結果がはじき出されていました。
ただ、バラエティー番組ですから、多少大げさにしていると思います。ですが骨量減少の理由が、減量であるというのですから当サイトのユーザーの方もほっとくわけにはいきませんよね。

競馬における体重

競馬と言うのは競走馬にある種のおもりをつけて行われます。58kgとか57kgとか、一定のおもりの場合や、ハンデとしてそのおもりが増減することもあります。中には48kgという場合もあります。

そのおもりというのは、騎手の体重+騎手が身に着けているもの+鞍(クラ)の重量です。これを斤量と言い、レース毎、馬毎に異なった重さが設定されます。

ここで問題になってくるのが、騎手の体重です。
今回登場された武幸四郎騎手は、175cmと長身です。理想的なBMI値で計算すると、理想体重は

22=理想体重/(1.75)2

で 約67.5kgと計算できます。BMIで問題とならない最低レベルである18で計算しても、約55kgです。
しかし、武幸四郎騎手は51kgしかなく、競馬というのは毎週レースがありますから、その体重をキープなさっているのです。
理想体重から-16kg、最低レベルで考えても-4kgと言う結果は、BMIの範囲から外れたことによる弊害だと言うことが見て取れるでしょう。

関連記事:まずは自己分析

無理な減量による骨粗しょう症であると思われます。

関連記事:骨粗しょう症

だたし、騎手という職業で理想的体重を求めてもいけませんし、最低レベルの55kgであっても乗れる馬が見つかりません。これは一種の職業病でしょう。

アスリートの体重

先日行われたアテネオリンピックで見事金メダルを獲得された、女子レスリング55キロ級の吉田沙保里選手の増量話は有名な話となっています。
女子レスリングは、オリンピック種目となり間もないため、階級が他の国際試合よりも少なくなっていました。
吉田選手は国内選考の際、他の選手が60kg以上の体重から減量し、計量後体重が戻ることを想定して、一日5食食べて増量したそうです。
それはベース体重を58kgにして、自らも計量後に他の選手と差のない体重で望む為だそうです。

1日5食食べないと増量できないと言うエピソードも、計量後に体重が戻ると言うエピソードも、ダイエットに非常に関係する話ではないでしょうか?

その他の例を挙げると、元ボクシング世界チャンピオンの徳山昌守選手は、60kg以上ある体重から試合毎に52kgまで減量するそうです。徳山選手はレベルを上げるためのウェートトレーニングによって、試合毎に減量幅が広がったそうです。王座陥落直後は、『もう減量は限界』ともらしたことからも、相当過酷であったことが伺えます。
徳山選手は現役続行し、王座復帰を目指して頑張っておられます。私も応援します。

アスリートの減量と一般人のダイエット

アスリートの減量は、普通では考えられない数値の体重増減です。ある期限までにある体重まで無理に体重を変化させると言う行為は、健康を損なってしまいます。彼らはプロですから、しかたない部分もありますし、ダイエットを考えてらっしゃる方とは増量したり、減量したりするモチベーションが違う方向に向いています。

徳山選手が10kg減量しても、試合後はベース体重である60kg以上の体重に戻りますし(リバウンドしている。)、吉田選手が増量する為には1日5食の食事を摂取しなければいけません。

武幸四郎騎手の場合は、その体重をキープする為に素人では考えられない節制をされていることでしょう。しかし、その代償として骨粗しょう症を引き起こすと言う事態になっています。
プロである彼らアスリートでも、同じ人間なわけですから、体の反応はみなさんと同じです。むしろ筋肉量や、運動量がわれわれより多いわけですから、私たち一般人より痩せやすいと思われます。
しかし、同じようにリバウンドし、同じように健康を損なうと言うことです。
彼らと同じような生活を行えば、同じようにリバウンドしたり、骨粗しょう症になることでしょう。

関連記事:リバウンド

みなさんは一般人なのですから、無理なダイエットをする必要もありません。期限を切る必要もありません。ですから、正しいダイエット方法を見つけて、理想的な体重になるようにしてください。


ダイエットする為に知っておきたいこと
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