管理栄養士のダイエット ReformDietetics

ダイエットについて

ダイエットする為に
   
知っておきたいこと
なぜ太るのか?
   肥満のメカニズム
   肥満の合併症
   まずは自己分析
   ケーススタディー
ダイエットの方法
   具体的には?
   食材の選び方
   調理の工夫
   献立の工夫

バランスの良い食事
お勧めレシピ集
管理栄養士とは
松本の取り組み
栄養指導


リンク集
掲示板
ダイエット製品紹介

お問い合わせ

ReformDietetics

話題のサプリメント・栄養素について 第2回

コエンザイムQ10人気にちょっと待った!!

コエンザイムQ10が話題になってから随分と月日が流れましたが、今なお衰えることを知らないほどの人気を博しています。

話題になった当初はあまりの人気ぶりに生産が追いつかず、『コエンザイムQ10 入荷待ち』というPOPをよくドラッグストアで見かけたものです。いまだに品薄状態が続いているそうですね。
ですが、コエンザイムQ10のお話をする前に、2005年3月5日の報道発表についてお話したいと思います。


関連記事: 話題のサプリメント・栄養素について

滋賀県内にある健康食品製造会社が製造した、商品名『COQ10』を、和歌山県内の販売会社が成分を分析した所、コエンザイムQ10(ユビデカレノン)の含有量が『1錠中30mg』と表示していたにもかかわらず、わずか0.2mgしか検出されなかったそうです。
このことから販売会社は商品を自主回収し、提供された商品を国立医薬品食品衛生研究所が分析を進めた結果、コエンザイムQ10(ユビデカレノン)の含有量はごくわずかで、構造が類似している『イデベノン』という医薬品成分が1錠中約24mgが検出されたとの発表がありました。
現時点では健康被害は届けられていないものの、今後出てくるかもしれないので注意が必要です。

イデベノンとは?

国内では昭和61年に脳代謝・精神症状改善剤として医療用医薬品に承認されましたが、その後平成10年に承認が取り消されているものです。(現在では無認可と言うことになります。)現在でも外国では認可されている国もあります。
イデベノンの副作用として肝機能異常、精神神経症状、消化器症状などが挙げられています。

ユビデカレノン(別名:コエンザイムQ10)とは?

ユビデカレノンとは、国内では医薬品として承認されており、その呼び名です。また、販売名に『ノイキノン』等があります。承認されている適応症状には軽度及び中等度のうっ血性心不全症状があり、副作用として胃腸障害、過敏症等があります。

コエンザイムQ10について

コエンザイムとは補酵素と言う意味で、補酵素はその名の通り酵素の働きを助けてくれる成分です。補酵素の多くはビタミンによって体内で合成されます。このことからコエンザイムQ10はまたの名を『ビタミンQ』とも言います。
上に述べたとおり、コエンザイムQ10は私たちの体内で合成されていますので本来はわざわざサプリメントで摂取する必要がないのですが、加齢と共に体内合成量が減少することとエネルギー代謝を促進する効果があることを結びつけて上手くPR(中年太り解消!などといったキャッチ)したため、現在のようにメガヒット商品になったのではないかと思います。

コエンザイムQ10の効果

・エネルギー代謝を促進する
・抗酸化作用があり、老化防止(アンチエイジング)効果が期待できる。
・免疫力を高める

などと言われていますが、あくまで健康食品なので劇的な効果は望まない方が賢明だと思います。
再三申し上げていますが、『飲むだけで痩せる』ようなサプリメントは存在しません!そんな夢のようなものがあれば、地球上で太った人は一人もいないと思いませんか?
メディアの情報を話題の一つとして捉えるのは一向に構いませんが、鵜呑みにしないほうが賢明です。

コエンザイムQ10人気に潜む影(松本の見解)

コエンザイムQ10がテレビや雑誌で紹介されて以来、話題騒然となりメガヒット商品になりましたね。全国で生産が追いつかず、未だに品薄状態になっています。
このヒットを逆手にとって質の悪い商品を製造・販売している業者も少なからず存在すると思います。
今回の一件は故意なのか、そうではなかったのかまでは発表されていませんが、このような事件は氷山の一角に過ぎないと思います。
このことは他の健康食品にも共通して言えることだと思います。
『話題になったから』『値段が他のものよりやすいから』『含有量が多いから』と言った理由で選ぶのではなく、きちんと信頼できるメーカーのものを選ぶことや、服用していて体調に異変が起きたらすぐに服用をやめることなど、消費者自身が気をつけなければいけないと思います。


ダイエットする為に知っておきたいこと
Copyright (C)since 2003 Rika Matsumoto All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます